SIMATIC WinCC in TIA Portal

HMI用ソフトウェア

SIMATIC WinCC in TIA Portal
WinCC(TIAポータル)は、ベーシックパネルによる最もシンプルな操作ソリューションからPCベースのマルチユーザーシステムでのSCADAアプリケーションに至るまで、全てのHMI(タッチパネル)アプリケーションに対応するエンジニアリングソフトウェアです。



2022~ V18が発売開始となりました。
新しくご購入を検討される際には、最新版のV17をご購入下さい。

SIEMENS TIAポータルV17の日本語言語パックがリリースされました。
V16までの言語パックのインストール方法とは異なります。
V17よりアドオンソフトを使用してのインストールとなりますため、ご注意ください。
》V17日本語言語パック追加方法
V16までの日本語言語パックインストールは下記よりご覧ください。
》SIEMENS TIAポータル 日本語言語パック(SIEMENSサイト)

SIMATIC WinCC in TIA Portal

Efficient:設計効率 効率的なエンジニアリングツール
■タグやアラームを作成
■多言語開発環境かつ切り替えも用意
■プロジェクトの様々なデータのエクスポート/インポート

多彩なグラフィック機能
■マルチスクリーンやPicture in Picture機能による多彩な表現力
■履歴データと現在値を重ねて同時トレンド表示、統計データ(OEE、KPIなど)も自動計算
■アラームは多言語表示やAND/OR条件でフィルタリング可能

高度な診断/解析機能
■プロセスデータやアラームデータはMS SQL Serverに長期保存
■保存データはトレンドやアラームオブジェクトで統計表示
■Data Monitor / Information Serverオプションでウェブからの解析


Scalable:拡張性 シングルユーザーシステムからグローバルアプリケーションまで
■外部タグ数は128タグから256K、アーカイブタグは最大120K
■サーバー数は最大18サーバー(冗長化可能)
■ウェブを介したサーバークライアントシステムも可能

データ保護と活用
■MS SQL Serverは標準搭載
■保存データの自動バックアップ設定やHDD切り替え可能
■Process Historianを使用し複数サーバーデータを一元管理、かつ長期保存も可能

FAからPAまでの対応を可能にする様々なオプション群
■止められないシステムのためにWinCC Redundancy
■大規模システムのためにWinCC Server
■グローバルアプリケーションのためにDataMonitor/Information Server


Innovative:革新性 ウェブソリューション/モバイルSCADA ■WebアプリケーションWinCC WebNavigator/WebUX
■タブレットやスマートフォンで状況確認
■セキュリティ通信に対応

マルチ機能 ■ズームイン/ズームアウトで見やすく表示 拡大率でオブジェクトの表示/非表示も可能
■二点押し操作で安全に
■フリックによる画面切り替え

セキュリティ/互換性
■最新OSやソフトウェアに対応 9言語のOSにインストール可能
■アンチウイルスソフトウェアとの共存(Trend Micro,Symantec,McAfee)
■画面、フェースプレートやスクリプトのパスワード設定(プロテクション)が可能

機能

  • ドラッグ&ドロップ いずれかのブロックからWinCC画面にパワータグをドラッグ&ドロップするだけで、HMIからプロセス値を入力できます。 接続、HMIタグ、画面オブジェクトなどの必要な設定はすべてしシステムによって生成され、個別のタグを選択したか 複数選択を使用しているかによる影響はありません。また、設定中にWinCC画面からPLCタグに直接アクセスでき、 ユーザーフレンドリーな選択ウィンドウで対応するオブジェクトを選択できます。TIAポータル全体で設定の選択ウィンドウが提供されるので、 エラーを起こしやすい手動入力が不要になり、特にオブジェクト名の複数エントリを防止出来ます。
  • 即座に使用できる診断機能 モジュールやデバイスのうち障害の発生したものや不完全なものを即座に把握することが、 ダウンタイムの長期化を避けるためには不可欠です。そのためには、プラントの常時モニタリングが 極めて重要です。TIAポータルは、即座に使用可能な診断メカニズムでサポートします。 診断設定を広範に追加する必要はありません。システム診断用のデバイスを起動すると、 [Devices and Networks]エディター内で設定したプラントレイアウトに基づくアラームが生成されます。 これらのアラームはHMIに表示出来ます。また、コンフォートパネル向けにWinCCが提供する診断ビューアに、 情報およびアラームが自動的に表示されます。
  • 動的な表示の設定 WinCCでは、動的なオブジェクトを最小限の時間で生成できます。プログラミング知識は必要ありません。Runtime製品の多数の標準タスクでは、 事前に定義されたファンクションをドラッグ&ドロップで簡単に選択出来ます。個別に大きく異なる案件がある場合、統合されたVBスクリプトを使用して動的な表示を実装できます。
  • ライブラリー-バージョンとオブジェクト ライブラリーは、制御プログラム作成時とHMIアプリケーションの設定時に同じ範囲で使用でき プロジェクト要件にあわせてユーザーごとに異なる方法で構成できます。シンプルなHMI基本要素や画面全体から 全面的に設定されたHMIデバイスまで、あらゆるタイプの設定オブジェクトをライブラリーに含めることが出来ます。 ライブラリー内で保管するオブジェクトは一度だけ設定すればよく、その後は必要に応じて何度でも再利用できます。

    あるタイプが変更されると、オブジェクト内でこのタイプを使用しているすべての箇所がライブラリーマネジメントシステムによって自動的に更新されます(ユーザーが更新を承認した場合)。 タイプにはユーザー定義のデータ対応(HmiUDT)とフェースプレートがあります。ユーザー定義タイプを使用すると、複雑なオートメーションオブジェクト(ステータスと制御値を持つモーターなど)のデータを1つのユニットとして表すことができます。フェースプレートへのインターフェースとして、同じデータタイプを持つ構造化タグのうち1つのみをブロックインターフェースに割り当てることができるので、配線オーバーヘッドが削減されます。
  • スクリプトを使用した個別拡張 通常、画面、リンク、動的プロセスはシンプルなダイアログを介して設定されます。
    柔軟な個別拡張が必要な場合、習得が簡単で強力なVisual Basicベースのスクリプト言語であるVBScriptを使用できます。 また、ユーザーフレンドリーなエディターとコードテンプレートによりプログラミングが容易になります。スクリプト内のオートコンプリート機能を使用すると 、ランタイムオブジェクトへのアクセスとコントロールシーケンスの作成を迅速にプログラミングできます。デバックはエンジニアリング時にシミュレーター内で、 必要な場合はランタイム中に実行できます。

    WinCC Runtime ProfessionalにはANSI-Cスクリプトの統合オプションがあります。WinCCのすべてのグラフィックオブジェクトが持つプロパティおよびメソッド、 ActiveXコントロール、他社製アプリケーションのオブジェクトモデルにスクリプト自体からアクセスできます。 これにより、オブジェクトの動的な動作を制御できるだけでなく、WinCCと他社製アプリケーション(Microsoft Excel、Microsoft SQLデータベースなど)の接続を容易に確立できます。
  • ランタイムシュミレーション シュミレーションシステムは、プログラムおよび実際のアプリケーションの開発を効率的にサポートします。 コントローラーやプロセスを含むシミュレーションテスト環境により、試運転時間やコストなどを削減できます。 プロジェクトの進行状況、テスト対象機能、統合レベルに応じて、3種類のシュミレーションが提供されています。

    ・タグテーブルを使用したHMIタグのシミュレーション
    コントローラーの接続やプロセスの実行なしで、タグシミュレーターを使用して設定をテストすることで、HMIプロジェクトの内部一貫性をコスト効率よく確認することが出来ます。 設定されたタグがミュレーター内でシミュレーションされ、たとえば、設定された色の変更がタグの値パターンと一致するかなどがチェックされます。 シミュレーション中に、設定されたタグを操作、有効化、無効化できます。主にシミュレーターで実行できるタグのシミュレーションは多岐にわたります(正弦・ランダム・インクリメントなど)。

    ・シュミレーションコントローラー(PLCSIM)を使用したHMIプロジェクトのシミュレーション
    WinCC設定とPLCのインタラクションをテストするために、エンジニアリングPC上で、シミュレーションコントローラ(PLCSIM)を組み合わせてプロジェクトをテストすることが出来ます。 シミュレートされるPLCプログラムの値を使用してパワータグが直接提供されます。

    ・実際のコントローラーを接続したHMIプロジェクトのシミュレーション
    WinCC設定と実際のコントローラーを接続するシミュレーションでは、最大レベルの統合と精度が得られます。 このケースでは、PROFIBUS、イーサネット、またはPRFINETを使用して、WinCCシュミレーションをプラント内のPLCに直接接続します。 プラント内の実際のプロセス値を使用して、パワータグが提供されます。

拡張可能なエンジニアリングパッケージ

SIMATIC WinCC ES(TIAポータル) - 基本システムのライセンス  WinCC Engineering Softwareは価格とパフォーマンスが段階的に設定されており、お客様の特定のオペレーター制御およびモニタリングデバイスに合わせたカスタマイズが可能です。 WinCC製品内での上位互換性が常に提供され、パワーパック購入によりバージョンをアップグレードできます。


SMATIC WinCC Basic(TIAポータル) SIMATIC HMIベーシックパネルの設定用(WinCCベーシックはSTEP7 Basicソフトウェアパッケージの一部であり、アップグレードは出来ません)

SIMATIC WinCC Comfort(TIAポータル) SIMATIC HMI コンフォートパネル、モバイルパネル、x70パネル、マルチパネルの設定用

SIMATIC WinCC Advanced(TIAポータル) PCベースのHMIシングルユーザーソリューションの設定用

SIMATIC WinCC Professional(TIAポータル) プロセスの可視化およびSCADAアプリケーション用

SIMATIC WinCC in TIA Portal

SIEMENSのField PGは下記スペックを満たし、最適な環境で設計を行って頂けます。
≫SIMATIC Field PG

サポートされているOS Basic Comfort/Advanced Professional
Windows7 Home Premium SP1
Windows7 Professional SP1
Windows7 Enterprise SP1
Windows7 Ultimate SP1
Windows10 Home Ver1809,1903
Windows10 Professional Ver1809,1903
Windows10 Enterprise Ver1809,1903
Windows10 IoT Enterprise 2015 LTSB
Windows10 IoT Enterprise 2016 LTSB
Windows10 IoT Enterprise 2019 LTSB
Windows Server 2012 R2 StdE
Windows Server 2016 Standard
Windows Server 2019 Standard

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